中学社会科所見例 各学年項目別。たたき台にして1分でも早く帰宅しよう!

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中学社会教員
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こんにちわ。田舎住まいの30代教師です。

・所見の書き方が分からない新人の先生。
・日々の校務分掌や業務が多忙で所見を書けない先生。
・0から書くのが大変なので、所見文章のたたき台が欲しい先生。

このような忙しい日々を過ごされる先生方の少しでも助けになれば幸いです。

特に社会科は、テスト作成も資料や分量が多く、他の教科と比べても大変な部類だと感じています。

(もちろん、他の教科には他の教科の悩みがあるのも分かりますが)

その分、少しでも同じ社会科教員同士で手を取り合い残業時間を減らす、より良い所見によって生徒を価値付けることができればと思います!

かくいう私も初めて中学校に赴任した際に、同じ社会科の先生から所見の例や授業で即使えるパワーポイントを頂きました。

このおかげでどれだけ残業時間が減り、助かったものか・・・。

ただし、あくまで所見はその生徒の頑張り、実績を価値付けるものだと思っています。

その生徒の授業中の様子をよく加味したうえで、以下の所見例をたたき台にしてもらえれば幸いです。

すべてを1から作るのは大変ですから、参考にしてください☺

主体的に取り組む態度について(全学年共通)

社会科の学習では,地理・歴史の学習ともに学んだことや複数の資料を結びつけて考え,学習課題に対する自分の意見を仲間へ積極的に広めました。

社会科の学習では,毎時間学習課題に対する自分の考えをもち,積極的に挙手発言して,仲間に伝え広めました。

社会科の学習では,丁寧に教科書の読み取りを行ったり,ワークで繰り返し自主学習に取り組んだりと,社会科の学習に意欲的に取り組みました。

社会科の学習では,毎時間学習課題に対する自分の考えをもち,積極的に挙手発言して,仲間に伝え広めました。

思考・判断・表現(1年生)

社会科の地理の学習では、地域ごとに異なる人々の生活の工夫について、衣食住などの複数の視点から考え、その考えを仲間に伝え広めました。 

社会科の地理の学習では、地域ごとに異なる人々の生活の工夫について、雨温図や写真資料を丁寧に読み取り、自分の考えを発言しました。

社会科の地理の学習では,世界の各地域の人々の生活について,複数の視点から考え,自分の意見を仲間にわかりやすく説明しました。

社会科の学習では、地理・歴史の学習ともに学んだことや複数の資料を結びつけて考え、学習課題に対する自分の意見を仲間へ積極的に広めました。

思考・判断・表現(2年生)

社会科の地理の学習では,世界や日本の自然環境や人口,産業,資源とエネルギーの特色について,複数の視点から考え/既習事項を活用しながら考え,自分の意見を仲間に分かりやすく説明しました。

社会科の歴史の学習では,安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した大名が(織田信長や豊臣秀吉,徳川家康(家光)などが)行った政策の目的について,当時の時代背景と関連付けながら考え,自分の言葉で説明しました。

社会科の歴史の学習では,幕末から明治の出来事(人物)(幕末/明治の) について,自分で設定したテーマについて記事を書くだけでなく,歴史上の出来事(人物)に対する自分の意見も加えながら,歴史新聞を書き上げました。

思考・判断・表現(3年生)

社会科の歴史の学習では,近世の日本の社会科の変化/開国の影響による日本の変化/明治政府の行った政策による日本の変化について,複数の資料を活用しながら/複数の視点から/既習事項とつなげながら/日本の歴史と世界の歴史をつなげて考えながら/時代の流れと関連付けながら考え,自分の言葉で/自分の意見を 説明しました/伝え広めました/まとめの記述を行いました。

地理的分野の「日本の諸地域」の単元では,地域的特色について「自然環境」や「人口」,「さかんな産業」などの複数の視点から考え,理解を深めました。

社会科の「二度の世界大戦と日本」の学習では,複数の視点や既習事項をつなげながら世界で起こった戦争の経緯や影響について考え,仲間と積極的に交流したり,考えをノートにまとめたりしました。

知識・技能(1年生)

社会科の地理の学習では、じっくりと教科書で調べたり、ワークで復習したりしながら世界の諸地域に関する重要語句について理解を深め、正しく語句を使う/書く/力がつきました。

社会科の学習では,地理的分野,歴史的分野ともに,重要語句や社会的事象について理解を深め,正しく語句を使う力を身につけました。

社会科の地理「   州」の学習では,「  州」の産業の特色について,分布図やグラフを読み取り,読み取ったことから,自分の意見をノートに記しました。

知識・技能(2年生)

社会科の地理の学習では,世界や日本の地形/自然環境/人口の特色/さまざまな産業/資源やエネルギーなどの重要語句について理解するとともに,正しく語句を使う/書く/力がつきました。

社会科の歴史の学習では,歴史上の出来事や社会科の変化について,年表や分布図,歴史史料から読み取り,考察する力がついています。

社会科の歴史の学習では,幕末から明治の出来事(人物)(幕末/明治の) について,インターネットを活用しながら資料を集め,歴史新聞を書き上げました。

知識・技能(3年生)

社会科の歴史の学習では,近代の日本の政治や戦争に至った経緯を教科書や資料集を活用して調べ,歴史上の出来事や重要語句について理解を深めました。

社会科の歴史の学習では,歴史上の出来事や人物名,重要語句について理解するとともに,語句を正しく活用して記述する力を身につけました。

まとめ

最近は、懇談を行うことで所見を書かなかったり、前期・後期にして成績を付ける回数を減らしたりすている学校も多いです。

成績を付け始めると、学習・生活所見も含めて「この季節がやってきたなぁ」と思いますが、悪いことばかりではありません。

「本当にこの所見読んでるのか?」と思っていますが、意外と読んでてその言葉に一喜一憂しています。読んでない子も絶対いますが(笑)

授業をするものとして、授業の位置づけ、価値付けをして方向付けるところまで丁寧にしてあげたいものです。

なかなかそこまでできませんが!

中学社会教師
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所見の例、参考にしてもらえれば幸いです☺

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