これは旅行か教材研究か。
こんにちわ。田舎住まいの30代教師です。
・コロナがおさまってきたので海外旅行に行きたい
・歴史の教科書に出てくるようなものを一生に一度は自分の目で見たい
・ヨーロッパの旅行に興味がある
・子供たちに話ができるネタ作りをしたい
先生が旅行に行くと、特に社会科の先生は、旅行なのか教材研究なのか分からなくなる時がありますよね(笑)
今後、海外旅行、ヨーロッパに行ってみたいと考えている方は参考にしてください。
コロナがだいぶ収束してきたこともあり、学校長に海外旅行の申請書を提出し、夏休みに「イタリア」に行ってきました。
イタリアを選んだ理由は、深くはないのですが奥さんも教員でヨーロッパにいってみたいという思いがあったこと。
そして、しいていえば私がジョジョファンだからですかね(笑)
夏休み中、イタリアに行った写真やエピソードを夏休み明けに生徒に見せたら大喜びしてくれました。
また、中学社会「ヨーロッパ州」の学習では教材として用いることができています。
「百聞は一見に如かず」
自分で体験したことを生徒に話せるのは、嬉しいものです☺
ミラノ
ベネチア
フィレンツェ
ローマ
の順にご紹介します☺
ちなみにミラノまでの道のりは
日本→カタール(12時間) カタール→イタリア(7時間) といった感じです。
カタール航空は用いましたが、機内のサービスもすごく良かったです✨
機内食の定番「ビーフorチキン?」も非常に美味しく満足なフライトとなりました!
ミラノ
5泊8日の旅行初日、ロングフライトを終えて「ミラノ」に到着しました。
ミラノでは有名な
・ドゥオーモ (ミラノ大聖堂)
・サンタ マリア デッレ グラツィエ教会
・レオナルド ダ ヴィンチ記念国立科学技術博物館
などがあります。上の写真は「サンタ マリア デッレ グラツィエ教会」の外の様子です。
中に入ると・・・
かの有名なレオナルド・ダヴィンチの名作「最後の晩餐」を見ることができます。
実際に見ると、かなり大きさがあるのに加え、教科書などにも載っている絵画を実際に見ることのできる喜びも大きいです✨
こちらは「事前予約」が必要なので注意が必要です。私の時でも、数か月前には完売してしまう人気ぶりでした。
また、売り切れの背景としてツアーの方が団体で買い占めていることもあるので、少し値段ははりますが、そういったツアーに参加するのも手です。
現地集合で現地の方が解説してくれるのですが、ほぼ何を言っているのか分かりませんでした(笑)
《最後の晩餐》は、15世紀後半にイタリアの画家レオナルド・ダ・ヴィンチによって制作された壁画作品。ミラノのサンタ・マリア・デレ・グラツィエ修道院の食堂の壁に描かれており、西洋世界で最も有名な絵画の1つと認識されている。制作開始時期は、1495年から96年頃と想定されており、レオナルドのパトロンだったミラノ公爵ルドヴィコ・スフォルツァの教会と修道院の建物の改修計画の一部として依頼を受け、制作されたものである。
Artpedia アートペディア/ 近現代美術の百科事典
余談ですがこういった有名な観光地の近くには、良し悪しは置いておいて、お金を回収したい人がたくさんいるので注意してください。
サンタ マリア デッレ グラツィエ教会の前では陽気な外国人が「oh~ ジャパニーズ、nagatomo honnda!」と話しかけてきました。
少し簡単な英会話で喋っていると、「僕たちはボランティア活動をしているんだ!」と・・・。
署名だけ、or署名と寄付を頼むとお願いされました。NOとは言えない日本人、ここで発動(笑)
ミラノに限った話では決してないですが、観光地にはそうして観光客をターゲット(悪く言うとカモ)にしようとする輩が割といっぱいいます。
日本人として心が痛いですが、時には「無視!」もしくは「NO!」ということが大切です。
まぁ、向こうも数うちゃ当たるでやってるので、「NO」と言われたところでノーダメージでしょう☺
ベネチア
世界でも有名な観光水上都市「ベネチア」です。
夜に電車で到着したのですが、着いた瞬間の景色の感動は今でも忘れていません。
「水上都市」の名の通り、街は水上に作られており、観光は水上バスや水上タクシーで回ることができます。
「ゴンドラ」で遊覧するツアーがとても人気なので、ベネチアに行く際はぜひ予約してみてください。
日本のサイトでも比較的容易に予約することができます。
(私たちは集合場所に迷ったのでだいぶ早めに集合することをおすすめします…。観光ツアーが他にもたくさんいるので、どれが自分たちのツアーなのか分からなくなります(笑))
ジョジョ第二部で「リサリサ先生とジョジョが初対面」するシーンでもおなじみなリアルト橋です。
私は夏休みを利用してイタリアに行ったのですが、それは大混雑で写真撮影もやっとでした。
昼時は混雑するので早朝などすいている時間帯を狙いたいですね!
ちなみにジョジョ好きな方は・・・
第5部で「ボスVSブチャラティ戦」が描かれたサンジョルジョ・マッジョーレ協会も比較的簡単に行くことができます。
エレベーターで協会の最上階まで上ることができるので是非いってみてください☺
※夏休みに行かれる方は「特に」にですが、日中は大変混雑します。ええ、日本の観光地の比ではないほど。朝早めの行動をおすすめします!
フィレンツェ
フィレツェから少し移動したところにかの有名な「ピサの斜塔」があります。
実際に行って上ることができるのですが、びっくりするくらい傾いています。
「なぜ倒れないんだ・・・?」と改めて不思議になります。と、同時に高所恐怖症の私は震えあがっていました(笑)
こちらも当日チケットがありますが、「売り切れ」もしくは「長時間待機」する可能性があるので、公式HPから予約していくと良いでしょう。
こちらも私たちはピサの斜塔入場券付きの観光ガイドをお願いしました。お金は少し割増しになりますが、確実にチケットを入手できます。
ただ、間違いなく頂上まで上ることはできますが、ガイドさんの言っている事は理解できなさ過ぎて辛いので、英語が流暢でない方にはおすすめしません(笑)
めちゃくちゃ陽気なおばさんが無限に話し続けてくれましたが、「全く何を言っているか分かりませんでした」^^
一番のおすすめはやはり、時間の余裕をもって公式HPから予約し、自分たちのペースで見られるのが一番だと思います。
ちなみに上る際は手荷物が落ちないよう全て近くのロッカーに預ける必要があります。また、制限人数もあり列ができるので、早めの行動をお勧めします✨
ローマ
ローマには2日間滞在しました。
やはりローマは見どころが多いので、長めの滞在を予定しておきたいです。
ただ、有名な観光スポットは比較的近くに固まっているので観光しやすいです。
・コロッセオ
・フォロ ロマーノ
・バチカン美術館
・ナヴォーナ広場
・スペイン広場
・パンテオン
・トラステヴェレ
・トレヴィの泉
・サンタンジェロ城
・サン ピエトロ大聖堂
などがあります。どこも有名なので外せないですね✨
上のトレヴィの泉は日本人ならトリビアの泉を思い出しますよね。
こちらはお金を投げ入れるとその枚数に応じて、願いが叶うというジンクスがありますが、1年間の収益は驚きの140万ユーロ。
日本円で年間1億6000万円の利益が上がるそう!
私たちも投げ入れてきました。
コイン1枚で再びローマを訪れることができる。
コイン2枚で好きな人と永遠に結ばれる。
コイン3枚で別れたい人と別れることができる。
「ローマの休日」で有名なスペイン広場と真実の口です。
どちらも有名なスポットなので人に溢れています。すいている時間を狙うことをおすすめします。
ただ、トイレですら有料なイタリアですが、真実の口は無料でなんとなく嬉しかったのを覚えています(笑)
そしてこちらは教科書にも載る「コロッセオ」です。
言うまでもなく「事前予約」が必要なので注意してください。
授業でも取り扱う「コロッセオ」ですがその歴史は血なまぐさい者です。
人間同士、または地下から登場する猛獣と人間が戦う様子を観戦するという施設ですね。
実際に内部に入ると猛獣が閉じ込められていた地下も見ることができます。人力のエレベーターで猛獣を地上に上げて戦っていたようです。
コロッセウム(ラテン語: Colosseum, イタリア語: Colosseo コロッセオ)は、ローマ帝政期の西暦80年に、ウェスパシアヌス帝とティトゥス帝によって造られた円形闘技場。英語で競技場を指す colosseum や、コロシアムの語源ともなっている。建設当時の正式名称はフラウィウス円形闘技場(ラテン語: Amphitheatrum Flavium)。現在では、イタリアの首都であるローマを代表する観光地である。
コロッセオ – Wikipedia
まとめ
英語が苦手な私たち夫婦にとってはなかなか過酷な旅でした(笑)
私たちは自由に回りたい!という欲があったのでがっつりしたツアーでなく、「宿・フライトのみ」のツアーにしました。
基本的に自分たちで予約・観光するので、英語が分からないとなかなかに難しい!ですが、無事に観光できた時の達成感もあります。
また、注意点としてすりやお金を簡単に要求してくる人がどこにでも出没します。
「急に話しかけられた」「急に腕にミサンガをまかれた」と思ったら、お金を要求されることもたくさんあります。
帰りのフライトでは、実際に「パスポートと財布を盗まれた」という日本人夫婦にお金を貸しました。
もちろんすぐに返金していただけましたが、「肌身離さず」が基本です。
電車の乗り方 町の治安 町の雰囲気 お店のチップ
こうした文化や価値観の違いを話してあげられるのも現地を観光することによってのメリットです。
ちなみにチップに関しては、無理に払う必要はありませんし、イタリア自体そんなに強くチップ文化がある訳ではないのかな?と感じました。(周りをきょろきょろした結果(笑))
ただ中には「チップを払ってくれるのは当然だよね?」と言わんばかりの圧をかけてくる店もありました・・・。あーやって、強制されると嬉しくはないですよね(涙)
日本国内でもまだまだ行ってみたい、勉強してみたいことがたくさんありますが、ぜひ海外に行かれる際は参考にしてみてください。
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